高齢期を考えたリフォーム


●第14回リフォームコンクール企画賞作品(総合部門)。

『リフォームをしてみて思ったこと。』
壁面のオブジェ、自分で決めた色使い、大きな造作テーブルなどには大満足しています。反対に無難にまとめたところや予算の制約でグレーとしたり素材を変えたところは、やはりいいものを入れておくべきだったと反省しています。自分なりの住まいを造っていくことは、一生着る服を決めるようで、迷うことがたくさんありましたが、自分を見つめなおすよい機会でした。リフォームを計画する中で、自分は何が好きか、どういうものに安らぎを覚えるのかが浮かび上がってきたように思います。

室内


『住み手のプロフィール』

リフォーム時の家族構成:単身(30代)リフォームの理由:○自分の趣味に合うようにしたかったから○中古マンションを購入したから○もっと広くしたかったから○もっと便利・快適にしたかったから依頼先の決め手:住宅雑誌の編集をしていて仕事内容を知っていた会社。

『中古住宅購入時ならではのオーダーメイド。高齢期の生活に備えた住まいを』
高齢期を迎えるご夫妻のこれからの生活に合った住まいをということで、廊下を広げ、フットライトや手すりを取り付け、床埋め込み型レールの引き戸を採用しました。

室内

老朽化した水回りの取り替えとともに床のフラット化を計画しましたが、天井には上階の配管があり、また該当住戸の排水管は下階にあるという状況で、完全にフラットにできない部分や天井高が低くなってしまう箇所が出ました。また、窓が南側だけで通風・採光が悪く、結露とカビがひどかったのを解消するため、三部屋を一体的に使うオープンスタイルにし、壁・天井に断熱材を密着工法により施工しました。各部屋は障子や開閉壁で独立させることもできます。